膝靭帯損傷

スポーツ外傷や交通事故などで大きな力が膝に加わった時に、

その外力の方向に応じて種々の靭帯損傷を生じます。

これを膝関節捻挫とも言います。

一般に外反強制により内側側副靭帯が、

内反強制により外側側副靭帯が損傷し、

また脛骨上端の前内方に向かう外力で前十字靭帯が、

後方への外力で後十字靭帯が損傷します。

最も頻度が高いのは内側側副靭帯損傷です。

外側側副靭帯を単独で損傷することは非常に稀です。

非常に強大な外力を受けると複数の靭帯に損傷が及んだり

半月板を同時に損傷したりする事もあります。

急性期(受傷後1週間くらい)には膝の痛みと可動域制限がみられます。

しばらくして腫れ(関節内血腫)が目立ってくることもあります。

急性期を過ぎると痛み、腫れ、可動域制限はいずれも軽快してきます。

しかしこの頃になると損傷部位によっては

膝の不安定感が徐々に目立ってくることがあります。

これは下り坂やひねり動作の際にはっきりすることが多いです。

不安定感があるままに放置しておくと

新たに半月(板)損傷や軟骨損傷などを生じ、

慢性的な痛みや腫れ(水腫)が出現します。


保存療法

保存療法 膝硬性装具

膝動揺性抑制装具(サポーター)を装着して

早期から痛みの無い範囲で可動域訓練を行い、

筋力低下を最小限にとどめるようにします。

受傷初期は疼痛緩和と安静を兼ねてギプス固定を行うこともあります。

内側側副靭帯損傷では多くの場合保存的に治癒しますが、

前十字靭帯損傷ではその可能性はかなり低くなり

手術を選択することが多くなります。

後十字靭帯単独損傷の場合には多少の緩みが残っても

スポーツ活動に支障をきたさないことが多いことから、

先ずは保存療法を試みるようにします。


手術療法

手術療法 前十字靭帯再建術

手術療法には靭帯修復術と再建術の2通りがあります。

上記理由から手術適応は前十字靭帯損傷が最も多いのですが、

十字靭帯の治療は自家組織(ハムストリング腱や膝蓋腱など)を用いて

再建術が一般的です。

手術は関節鏡を用いてできる限り低侵襲で行います。

術後は3~6ヵ月程度のリハビリを行い、

スポーツ復帰は10か月程度かかります。



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