足首の捻挫とは
足首の捻挫(足関節及び足部の捻挫)は
ケガの中でも極めて頻度が高いです。
足関節は構造上、横方向では外側より内側に大きく動くため、
怪我をする頻度も内側にひねって起こることが多いのです。
つま先が下を向いた状態で足首を内にひねる動作
(土踏まずの内側が上を向くような形)を内がえしといいますが、
その方向に過剰な力が加わって捻挫することが最も多く、
その場合には足首の外側が伸ばされて
外くるぶしの前方と足の距骨をつなぐ前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい)が
過度に緊張してまず損傷します。
程度が強ければ足首の外側の別の靭帯
(踵腓靭帯 = しょうひじんたい)をさらに損傷します。
足のひねり方によっては、足首の内側の靭帯や
足の甲の部分の靭帯を痛める場合もあります。
また、怪我の状況が同じようであっても靭帯の損傷に止まらずに
骨折が起こる場合があります。
この場合は骨折の治療を行います。
子供では特に靭帯が断裂するかわりに靭帯の付着する骨の表面が剥がれる
剥離骨折(はくりこっせつ)という状態や
くるぶしの先端が折れる骨端線離開という状態になる場合があり、
たかが捻挫と侮っていると重症の怪我の治療が遅れて
後遺症を残す場合もあり、注意が必要です。
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